波乱万丈だった旅もあっという間に4日目。いよいよ最終日です!
4日目は無理な予定を詰め込まず「無事に帰るだけ」のスケジュール……なのですが、最後に最大の難関である「医ケア児連れでの飛行機移動」が待っていました……!
遡ること1ヶ月前。
九州新幹線での移動が難しいと判断した時点で、たのこと安心して飛行機に乗るために早速航空会社へ連絡を入れていました。
利用したのはANAさん。
以前、他の医ケア児ママさんの体験談を読んだことがあったのが決め手でした。
事前のお電話では、以下のような内容を打ち合わせました。
- 診断書の要・不要の確認
- 機内に持ち込む医療機器の種類の聞き取り
- 自力での座位保持が可能かどうか などなど。
幸いたのこの場合は診断書が不要で、機内で重心時界隈ではおなじみの座位保持装置「CARROT」をお借りできることになりました。
✈️ 空港での対面チェックインと、優先搭乗
当日は新大阪駅からリムジンバスに乗車し、無事に伊丹空港へ到着!
事前打ち合わせもバッチリだったため、「スムーズにチェックインできるだろ〜」と自動チェックイン機の前に立ったのですが……なぜかエラーが出てうまく進まず。
「ついに私も機械の操作ができなくなってきた……?」と不安になりCAさんにお聞きしたところ、どうやら今回のような特殊なお手伝いが必要な搭乗の場合は、必ず窓口で対面チェックインを行う必要があるとのことでした。
そのまま窓口へ移動し、電話でやり取りした内容の再確認などを丁寧に、丁寧に行っていると……
空港には余裕を持って搭乗1時間ほど前に到着していたのですが、かなりギリギリになってしまいました💦
小走りで搭乗口へ向かい、息をつく暇もなくCAさんのご案内で一番最初に優先搭乗をさせていただき、どうにか無事に機内へ乗り込むことができました。
ちなみに事前打ち合わせのおかげで、「搭乗口直前までマイベビーカーを使用し、そこから先は抱っこで座席まで移動する」というスムーズな手順で案内していただけました。直前まで乗り慣れたベビーカーを使わせていただけるのは本当にありがたい……!
機内のたのこの座席には、あらかじめ座位保持装置CAROTが設置されていて、あとは座らせるだけだったのでとても楽ちんでした。
(首すわりがなく自力で座れないたのこの体勢調整に、地味に手間取ったのは余談ですが……💦)
| 完全拘束のたのこ |
手厚くサポートしてくださったANAのスタッフの皆様、本当にありがとうございました✨
気になるたのこの様子ですが、離陸や着陸の際に少し緊張が強まる瞬間はあったものの、発作を起こすことなく終始穏やかに過ごすことができました。
こうして、我が家の「医ケア児と行く!強行突破の旅」は無事に幕を閉じたのでした。
📝 今回の旅のまとめ
1. とにかく疲れた!(けど達成感がすごい✨)
当然ながら……本当に疲れました!!
独身時代から国内・海外問わず旅行が大好きなタイプでしたが、間違いなく人生で一番体力を使った旅でした(笑)。
ですがそれと同時に、やり切った達成感もすごいです✨
家族一丸となって、希望していた旅程をほぼ完璧に完走することができました。
ヘルニアを抱えながら重いベビーカーを何度も担いでくれた夫、時には頼もしく道を案内してお兄ちゃんらしさを発揮してくれたえのきには、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、旅先で親切にしてくださった方々!(主に駅員さん……)おかげさまで無事に旅を終えることができました。
本当にありがとうございました😭
2. 反省点:やっぱり「たのこ」にはハードだった
かなりの強行スケジュールだったため、やはりたのこにとっては負担が大きかったと言わざるを得ませんでした。
幸い体調を崩したり発作が起きたりはしなかったものの、移動中は適切なタイミングで吸引ができずゼロゼロさせてしまったり、十分な休息時間を取ってあげられなかったり……。
もし今後また旅行を計画するなら、例えば「夫&えのきチーム」「私&たのこチーム」のように二手に分かれて行動する時間を作るなど、もっとゆったりとしたスケジュール調整が必要だなと反省しました。
3.そこで提案。「旅先療育」はいかがでしょう?
そして今回の旅を終えて、もうひとつ思ったこと。
「旅先でも療育が受けられたらいいのにな~」
です。
今回のような旅行では、たのこの体力やケアのことを考えると、どうしても家族全員でずっと一緒に行動するのはなかなか大変。
だったら、旅先でたのこが数時間だけ療育やケアを受けられて、その間に夫とえのきが観光する。
終わったらまた合流する。
そんな「旅先療育」みたいな仕組みがあったら、重心児家庭の旅行の選択肢がもっと広がるんじゃないかなと思います。
旅行だからといって、家族全員が4日間ずっと同じ場所で同じ行動をしなくてもいい。
たのこも無理をしない。
親も無理をしない。
きょうだいも行きたいところに行ける。
そんな旅行ができたら理想だなあ。
今回の旅はかなりの強行突破でしたが、次に旅行するときには、もう少しゆったりと。
そしていつか、「旅先療育」なんてものが普通に選択肢になるといいな~と思ったのでした。
4. その他の気づき&買ってよかった神アイテム
飛行機移動のハードルが下がった!
事前準備こそ大変でしたが、スタッフさんの手厚いサポートのおかげで、思っていた以上に飛行機での移動は「イケる!」という手応えが得られました。
抱っこ問題とバリアフリーのリアル
なんだかんだで、たのこを抱っこして移動する場面がとにかく多かったです。
5歳の今はまだ気合いで乗り切れましたが、これ以上大きくなると体力的にも厳しいなと実感……。
また、施設のスロープは車椅子にはありがたい存在ですが、階段に比べて距離がかなり長くなるため、押し手側の歩行距離が伸びてヘトヘトになりました💦
【お役立ちアイテム①】ヒップシート「ポルバンアドバンス」
育児界隈では大人気のヒップシート「ポルバンアドバンス」。
たのこの頻繁な抱っこに備えて事前に購入しておいたのですが、これが今回の旅で大大大活躍でした!!
14kgの体重をしっかり支えてくれて、私の腰と腕の救世主に……!
ラッキーインダストリーズさんは本当に神‼️
ちなみに、ラッキーインダストリーズさんは障害児向けの抱っこひも「大きなヒップシート」なるものも取り扱っています。
もう少したのこが大きくなったら試してみたいな~。
【お役立ちアイテム②】吸引機は「ベベキュア」
ではでは。長い旅行記に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
またいつか、次の旅の記録が書けますように……✨
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