育児と在宅ワークは両立できる?在宅ライターやってみた、その後

突然ですが、忙しいです!
ムスコの離乳食が3回食になり、高速ハイハイで縦横無尽に部屋中を這いずりまわり、何かしら見つけてはイタズラをし……。目が…。目が離せない!!

それはさておき、今回は以前のエントリで書いた「在宅ライターはじめました。」以降、在宅ワークについて思うところがあったので、まとめたいと思います。
※ここでの「在宅ワーク」は「ライティング」に限定しての話です。他職種だとまた情況が変わります。

在宅ワークと育児は両立できる?

本題です。
職種や個人差もあり、不可能ではないですが、ライティングな限り+自分の今の状況ではかなり難しいです!

育児中の在宅ワークのメリット

気分転換ができる

育児でしんどいときに、別の作業ができ、さらにそれで対価を得ることができるというのは育児の良い気分転換になります。
育児をしていると、仕事もしていない自分はなにものなんだ……というモラトリアムな感覚に陥ることが多々あり、そんな時に在宅ワークをすると気が紛れ、自分にとってはこれはかなり大きなメリットでした。

収入が得られる

専業主婦になると、当然無収入です。
育児は立派な仕事とはいえ、自分の場合、なにもしない時間があるのに無収入なのは漠然とした不安がありました。
そういう隙間時間に収入を得ることができるのもメリットです。

育児中の在宅ワークのデメリット

思った以上に時間が取れない

これが一番大きいです。
育児は、子の発達によって親のライフスタイルが大きく変化します。ねんねの頃のライフスタイルと、現在のライフスタイルはもう別物。当然確保できる作業時間も大きく影響を受けます。

ねんねの時期…余裕!時間が余りまくり。新しい案件探そうかな?
寝返り開始~離乳食2回…きつくなってきたけどお昼寝時間を利用すれば日中にまだ作業はできる。
9ヶ月現在(離乳食3回、はいはい、つかまり立ち)…日中の作業はお昼寝の1時間程度。お出掛けした日やまとまったお昼寝をしてくれないと、作業は夫やムスコが寝静まった深夜…。

などと、うちの場合ムスコの成長に伴いかなり作業時間が限られることになりました。

精神的に辛い

もともと文を書くのが好きだったのですが、時間が無くなるにつれてやはり深夜の作業が辛くなってきます。
ムスコが寝て、家事を終えたら少しはのんびりしたい…。
しかし、納期前にはそんな余裕はありません。二足のわらじ的なイメージで始めた在宅ワークでしたが、感覚的には三足のわらじか四足のわらじくらいです。

割に合わない

これも非常に大きいです!
もちろん自分のおやつ代位になればいいなー程度で、稼ぎに関しては期待はしていなかったものの、深夜作業+ストレスを考えるとあまりにも割に合わない。
私の駄文に対価を支払ってくれたクライアント様には本当に感謝をしているのですが、単価が低いとやる気がでないのも事実…。
そして決定的だったのが、在宅ワークとは別件で某放送局のモニターも参加させていただいていて、そちらの方が正直割が良いのです。
つい比較してしまい、やる気さらにだださがり。

子がかわいすぎる

在宅ワーク自体のデメリットではないのですが、赤ちゃんが発達と比例して、かわいさが日に日にパワーアップ!!
育児は辛いけど、ムスコをずっと見てたい…。一瞬の成長も見逃したくない…。
納期が迫る中でも、赤ちゃんのかわいさを目の前にすると、このムスコとの時間を犠牲にして時給数百円程度の在宅ワークなんてやってられるかーーー!という気分に。

結果

はい。メリットより、デメリットの方が多いですね…。
現在は育児と在宅ワーク、両立してません。
つまり、在宅ワークの方をやめました!
クライアント様の契約期間が満了したので、これを機にしばらく休んで、育児をメインに趣味やブログで駄文を書き散らかそうと思います。

育児が大変になって来ている上に、在宅ワークの契約当初より案件も増えてきて、いよいよ手が回らなくなってきたと思っていた矢先での期間満了で本当に安心しました。
もちろん子育てのタイミングもあるし、要領よくやれば両立は可能だと思います。
でも、今は在宅ワークより一生に一度しかない子育てに力を入れたい!

ちなみに余談。

ネット上で「在宅ワーク(在宅ライター)と育児は両立できる!」と謳っているエントリが多数浮遊していますが、あれはどっちかというと「ママライター」という肩書きで収入を得ている方々が半数なのでゴニョゴニョ。

あーーーすっきり!!
いい経験になったなあ。