田舎での子育て雑感

怒濤の子連れ引っ越しのエントリでも書いた通り、4月に引っ越してきました。
今住んでいるところは人口約4万人くらいのちいさな町です。
周囲はほぼ畑で、田舎と言っても差し支えないと思います。

引っ越し前は県庁所在地で、人口は約60万人。
都会とは言えませんが、地方都市としてはそこそこでそれなりに住みやすい町でした。
今回は引っ越しを機に感じた、田舎での子育てのメリット、デメリットについての雑感。

田舎での子育てのメリット

自然が豊か

一番はこれに尽きます!
自然が豊か。空が広くて星がきれい。
虫もたくさんいるので虫を観察したり、子供とのお散歩がてら花を見つけたりして自然と親しめます。
子も何かしら見つけて「おおー!」と感動しているので、この豊かな自然が子にとってはかなり良い刺激になっていると思います。

野菜が安い!新鮮!

これは親にとっても嬉しい。笑
野菜がどれも安くて新鮮です!
ご近所さんからの御裾分けをいただいたりも。
離乳食を始めてから食材にはそれなりに(あくまでもそれなりに…。)こだわるようになったのですが、この土地のおかげでふんだんに野菜を使ったおいしい離乳食を提供できるようになった気がします。

のんびりしていて赤ちゃんにおおらか

周りがお年寄りが多いせいか、子といると話しかけてくれたり、癇癪を起こしてもおおらかに接してくれることが多い気がします。

田舎での子育てのデメリット

子育て支援が物足りない

1つフォローしておくと、ここでの子育て支援はもちろんありますし、町の規模を考えると十分だと思います。
が、やはりどうしても以前の町と比べてしまう…。
以前の町では様々な子育て支援センターがほぼ毎日運営されており、「雰囲気がちょっと合わないかも」と思えば別の支援センターに行くこともできました。

でも、ここでは公的な子育て支援センターは週に一度の開催。しかも時間も午前だけと、なかなか利用しづらい…。
しかも、以前の町ではできていた「別の支援センターに行く」という選択肢もありません。
その結果…。

ママ友関係が濃くなりやすい

結果、ママ友関係が濃くなりやすく、これはメリットではあるのですが孤立している自分としてはかなり辛い状況です。泣

一応他の日は近くの保育園で子育て支援の一環として受け入れてはくれるのですが、やはり狭い空間でママ友グループと鉢合わせしてしまうとかなり気まずい…。
もう少し賑わっているところならショッピングモールで遊ぶということもできるのですが、無いんですよね…。

自分の中でも今のところ一番困っている事案で、最近はやや引きこもり育児ぎみです。

遊べる公園がない

ものすごく意外だったのは、安心して遊べる公園が少ないことです。
公園があることはあるのですが、徒歩圏内にない上に駐車場がなかったり、徒歩圏内でも手入れがされておらず荒れ放題だったり…。
地域柄子供よりお年寄りの数が多いので、遊具も撤去され寂しい公園も多いです。
最近ようやく車でなんとか行ける距離で、子が遊べそうな公園を発見し、たまに通ってます。

結局田舎は子育てに向いてる?向いてない?

結論としては、人によると思います。
自分の体感としてはどちらかというと、今までのやり方が通用しないぞー困ったなあ~くらいの感覚。
でも、引っ越す前はどこに行ってもそこまで子育てに差はないだろうと思っていたのが、実際住んでみるとここまで違うのか!という驚きがありました。

おそらくあと1年もすれば環境に慣れるとは思うのですが、田舎ならではの子育ての良さをいっぱい見つけられたらなと思います。